野田から東京へ!!東京8号線を実現させよう!!

誘致への取り組み


現状の動向

1,東京圏都市鉄道のあり方の答申に位置付け

 市民の皆さんや多くの関係自治体のご協力による17万筆にのぼる署名活動をはじめ、熱心で力強い誘致活動が実を結び、平成28年4月20日に取りまとめられた、交通政策審議会答申第198号「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」おいて、東京8号線の延伸(押上~野田市)が位置付けられた。
本答申の特徴として、次の3点が挙げられる。
・プロジェクトごとに「意義」と「課題」という形で整理
・「概ね15年後(2030年(平成42年)頃)を念頭に置いて」という形で、
目標年次が明確に示されていない
・2020年の東京オリンピック・パラリンピック路線が優先

 本答申では、東京8号線の延伸(押上~野田市)という形で野田市までの区間が示され、「都区部北東部、埼玉県東部及び千葉県北西部と都心部とのアクセス利便性の向上を期待」する意義のあるルートとされている。
 
その一方で、課題として、「事業性に問題があり、事業性の確保に必要な沿線開発の取り組みを進めた上で、関係機関と協調して事業計画について十分な検討が行われることを期待する」とされている。

2,答申を踏まえ、これからが実現に向けて重要

 東京8号線の延伸については、答申第198号において、上記のような意義と課題が示されている。
 事業化に向けて、今後、どう取り組んでいくかが重要となる。野田市では、事業化を図るため、答申に示された課題の整理に向けて、関係部課長等による庁内勉強会を設置し、協議検討が行われており、鉄道整備実現、事業採算性確保・向上等に最も資すると想定される市内の駅位置、ルート及び駅周辺まちづくり等の素案を立案していきたいとされている。
 しかし、行政だけで鉄道事業化とそれにともなうまちづくりを実現できるわけではない。野田商工会議所をはじめとする、商工業者の皆さんや市民の方々等が連携、協力し取り組んでいかなければできません。

 今こそ、わたしたちも一緒に動き出す時です。

  



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